レジデンシャル中野坂上
所在地:東京都中野区中央1丁目
総戸数:60戸
竣工:2013年5月
コミュニティーの中心的役割を担い、新たな価値を創造
都心に近くしかも川や緑道などの自然に恵まれた住環境。このエリアでは決して多くないファミリー向けの永住マンションを目指した。
一方で周辺は木造低層住宅が密集し、狭隘な私道が迷路のようにはりめぐらされ、決して災害に強いとは言えない地域なので、建物を可能な限り後退させ、敷地内に広場や緑道を整備。狭かった道路を、お年寄りやお子様も安心して歩いていただけるよう拡張した。
敷地内広場は、近隣住民の方々と合意書を交わし、お祭り等の町会行事や災害避難場所として開放。本物件が地域コミュニティーの中心的役割を担い、地域と共に新たな価値を創造していくことを目指した。
本物件の土地の契約日は東日本大震災当日の3月11日。元々のコンセプトでもあった地域に密着・貢献する役割を、より大きく課せられることに。防災用備品の常備はもちろん、防災井戸を敷地内に設けて緊急時には飲用水として利用可能とした。
- 地域コミュニティーの中心となるエントランスアプローチ
- ゆとりを持たせたエントランスアプローチ
- 建物外観