三つの事業展開で、街に活気を
社会の仕組みが⼤きく変わってきました。⼈々の暮らし⽅や働き⽅などの⽣活様式も、その様相を変えつつあります。私たちワールドレジデンシャルも激動の時代の中で事業領域の幅を広げ、企業体質や収益構造を強化してきました。おかげさまで業績は順調に推移しています。 私たちの成⻑要因は、創業時の主⼒事業であるマンション‧⼾建の住宅分譲に加えて、不動産開発事業(ソリューション事業)がもう一つの柱になってきたことです。これは⼟地‧建物などの権利関係を調整し、価値を向上させたうえでマンションやオフィスあるいはホテルといった不動産事業⽤地としてセットアップする、いわば不動産のソリューションビジネスともいえる事業です。
この不動産開発事業の中でも、都⼼部のマンション建替や再開発などの都市再⽣事業は、権利関係が複雑に⼊り組んでいるので、時間と⼿間を要し、とても難易度が⾼いのですが、以前より取り組んできた不動産の権利調整の知⾒により、着実に実績を積みあげてきました。 私たちは会社規模こそ決して⼤きくありませんが、柔軟性と機動⼒を武器にチャレンジしてきた結果、唯⼀無⼆の商品開発を可能にしました。
今後の都市環境は、災害の激甚化、インフラの⽼朽化、少⼦⾼齢化による地域経済の衰退など、社会的課題の深刻化が予測されており、 環境、社会、経済の分野において、サステナビリティの重要性がより増すことでしょう。この課題には、社会をいかに快適に住みやすくするかというソーシャルデザインの観点で、「ソリューション事業」「レジデンス事業」「都市再⽣事業」の3つの事業で取り組んでいきます。
サステナビリティの観点では⼈材の育成もまた⼤切な課題です。今後は、環境や社会などへの関⼼を持ち、主体性をもって考え ⾏動できる⾃⽴した⼈材がより⼀層、求められるでしょう。部下上司あるいは⽼若男⼥を問わずに気軽にコミュニケーションを交わし、⾯⽩い提案や斬新なアイデアが⾏きかう「⾵通しのいい社⾵」を目指します。