レジデンシャル東中野
所在地:東京都中野区東中野1丁目
総戸数:37戸
竣工:2019年4月
採光・眺望等の立地の魅力を最大限生かせる形状
賃貸アパート1棟、事務所ビル3棟という4つの敷地を1つにまとめ、3方向接道の角地に整備し、「東中野」駅徒歩2分の地にマンション事業用地を開発。
敷地北側にJRの線路および東中野駅がある一方で、南側には低層建物が多くを占める住居系の地域が広がる。この立地条件を考慮し、住戸構成は全戸南向きの1フロア3戸(65㎡前後3LDK×2戸+54㎡2LDK×1戸)とし、採光・眺望等の立地の魅力を最大限生かせる形状とした。
街路に面して配置した植栽は、人々の目を楽しませる「緑」のアクセントとなるだけでなく、遊歩道を憩いの場として地域に開放することで、コミュニティの活性化を目指した。
建物の裏側というイメージのある階段を「見せる(魅せる)階段」とし、素材を工夫することで存在感がありながらも繊細で、夜間はライトアップの光が柔らかく透過するような建物の印象を高めるデザインとした。
- 南東側外観。歩道状空地は地域に公開
- 階段手摺の素材感にこだわった外観デザイン
- 建物外観