プロジェクトストーリー

伊達家ゆかりの花壇屋敷跡地に広がる雄大な自然と歴史、いまを未来に受け継ぐ

築60年超のUR賃貸住宅8棟から構成される「花壇団地」であった計画地を、約5年かけて事業用地として整備。9,480㎡超の広大な敷地を活かし、約670㎡の中庭「ガーデンズプラザ」を囲むように3棟を配置した。

南には仙台の象徴である「広瀬川」が眼下に、西には伊達政宗公が築いた「青葉城址」が、東には仙台市内中心部への眺望が開けている。

「エントランスラウンジ」壁面に仙台近郊でしか採れない伊達冠石のアートを、共用スペースには既存樹木のケヤキを再利用したテーブルを設置し、土地の歴史を感じさせるデザインとするともに、中庭「ガーデンズプラザ」には旧「花壇団地」が育んできた桜やケヤキ等の既存樹を18本移植し、土地の記憶を継承した潤いに満ちた風景を創造した。

また「スカイテラス」や「ライブラリーラウンジ」・「ワークラウンジ」等9つの共用スペースを配し、防災対策として防災倉庫・かまどベンチ・マンホールトイレ・浮力式防潮板などを採用。

広瀬川に面する一部住戸には、新しい住空間の提案として奥行最大2.85mの「オープンエアテラス」を採用。広瀬川を眼下に望む開放的な空間とした。

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